カーディガンを編みました。

皆さん、こんばんは。
実はとっくにできていたのに、報告できていないものがありました。
それがこちらのカーディガンです。


見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです、お正月に編んでいたカーディガンです。
その後ブロッキングし、なんなら普通に着ておりましたが、掲載するのを失念しておりました。
今日はこちらのカーディガンについて語りつくしたいと思います。

このカーディガン、実は3本取りで編んでいます。
〇本取りって何だろう、と思っている方にご説明すると、〇の中に入る数字の数で纏めて編んでいます。

【メリット】
・糸の太さを調整できる。
・異なる素材で一緒に編むと、独特の風合いが出る。
・異なる色で編むと、混ざり合った色の生地になる。

【デメリット】
・作り目を作る時に糸同士が捻じれる。
・間違いなどで解く際に絡まりやすい。

他にもあれば是非教えてくださいね。
私が今回3本取りにしたのは糸の太さの調整の意味合いが大きいです。
本来のパターンは太めの糸を使用するのですが、当店ではあまり太い糸の取り扱いが無いので3本取りで編みました。
編んでみるとそれぞれの糸の良いところが発揮されたように思います。
オリジナルヤーンの滑らかさと、ループヤーンのふかふかとした肌触りが一つになって、とても気持ちの良い生地になりました。
嬉しい発見です!

次にパターンについて見てみましょう。

トップダウンの編み方にしては、少し珍しい編み方かと思います。
独特のラグランラインが出ません。
ラグランの増目をよく間違えるので、私はこの編み方が好きです。

そしてデザインについてですが、とてもシンプルなパターンなので何にでも合わせやすいかと思います。
私は丈を短めにしましたが、もう少し長くするのも良さそうです。
また、カーディガンで悩むのがボタンだと思います。
サイズ・色で迷うこと数十分、購入したのはゴールドのボタンです。
ボタンによって印象が大きく変わるかと思いますので、是非色々合わせながら選んでみてくださいね。

そして今回難しいな、と思ったのもボタンです。
カーディガンのサイズはジャストサイズだったのですが、いざ着てボタンを閉めると生地が伸びて、ボタンとボタンの間に隙間ができてしまって、下に着ている服が見えてしまうのです。

一番上と二番目のボタンの間の隙間が分かりますでしょうか?
隙間ができないように、ボタンの位置を深くしてみたのですが、生地が伸びてしまってやはり同じようになってしまいました。
もう少しボタンの間隔を狭くして数を増やすか、カーディガン自体をワンサイズ上げる、で解決しそうな気がします。
とりあえずはボタンを開けて着る予定です。

そして今回の素敵なパターンは私の大好きなSari Nordlundさん。
シンプルで編みやすいパターンに定評があります。
是非編んでみてくださいね。

●Pattern : Emily jacket
Designer : Sari Nordlund
Yarn : 【ループヤーン】秋の足音 群青・・・約270g
          【オリジナルヤーン】秋の足音 群青・・・約145g
ループヤーン×2、オリジナルヤーン×1の3本取り
Needle:US 6・7・8

ブログに戻る

コメントを残す