靴下を編むのにベストな素材とは??

皆さん、靴下編んでいますか??
手軽に編めて、量も1かせで十分。
基本的なテクニックで編める靴下はニッターさんの間でも大人気ですね。
気付けばついつい編んでしまう、そんな魅力が詰まった靴下ですが、どのような素材が適しているのでしょうか。
今日はそのことについてお話したいと思います。

靴下が他のものと違うこと…それは摩擦が多いことです。
という訳で靴下に向く素材は摩擦に強い毛糸ということになります。
摩擦に強い毛糸の条件として、以下のものが挙げられます。
①撚りが強い
②ナイロンが混紡されている
③防縮加工されている

①の「撚り」とは糸をねじり合わせることを言います。
例外はありますが、たいていの糸は複数の糸がねじねじされているかと思います。
撚りが弱いとふわっとした糸に、撚りが強いとしっかりとした手触りの糸になります。
ふわっとした手触りは魅力的でウェアなどには良いのですが、毛玉ができやすくなります。

②のナイロンについて。
ナイロンはウールよりも擦り切れに強い特徴があります。
ウールだけで編むよりも、ナイロンを混紡する方が耐久性が高くなります。

そして③の加工で、摩擦による毛玉をできにくくし、洗濯をする際にも生地が縮むのを防ぎます。

偶に「ソックヤーン以外で靴下は編めますか?」と質問をいただきますが、どんな毛糸でも編むことはできます。
ただ、靴下用の毛糸に比べて摩擦に強くありません。
ソックヤーン以外で編みたい方には履くタイミングを選んでいただければよいと思います。
例えば就寝前のリラックスしている時間や、編物をしている時間、そんなに足を動かさない時にはぴったりだと思います。
是非お好きな素材で靴下編みを楽しんでくださいね!

Bon voyage hand dyed yarnで取扱中のソックヤーンはこちらです。
HTメリノソック
メリノアルパカソック
・フォークランドソック、ネップヤーン
この2種類についてはこちらのリンクよりご覧ください。


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