皆様、こんばんは。
今年に入ってから新しく取り扱い始めたコットン。
どんな編み方ができるか色々と研究しています。
今日はコットンとアルパカレースを一緒に編んだ時の感想について書きたいと思います。
まず太さについてですが、コットンは100g/425m。
対するアルパカレースは100g/1,200m。
数値だけで見ると、アルパカレースはコットンの1/3の細さです。
実際に比べてみるとこのような感じです。
(上がアルパカレース、下がコットン)
当店のアルパカレースはレースヤーンの中でも細目の毛糸です。
当初は一緒に編んでもそこまで目立たないだろうな、と思っておりました。
そして完成したプルオーバーがこちらです。
コットン100%で編んだ時よりも、ウールのくたっとした、柔らかい感じが出ます。
こちらは編地のアップなのですが、ホールの部分に少し起毛感があるのが分かりますか??
レースヤーンですが、とても存在感があります。
次に編んだ時の感想ですが、伸縮性の無い糸と有る糸を一緒に編んでも違和感がありませんでした。
獣毛系を引き揃えていたからか、とても編みやすかったです。
そして肌触りについて。
コットン100%の時はさらさらしていたのですが、こちらは少し獣毛系の柔らかさや滑らかさを感じます。
このプルオーバー、素材をざっくりとした割合で表すとコットンが75%でウール12.5%、アルパカが12.5%です。
獣毛系が約25%なので、丁度そのくらいの割合で特徴が出ているように思います。
あと皆さんが気になられるのはチクチクするかどうかだと思います。
実際に手に取って見ることができないので、心配される方もいらっしゃるかと思いますが…チクチクは感じませんでした。
私の肌が強すぎることを懸念し、念のため敏感肌の友人に感想を伺いましたが、問題ないとのことでした。
最後に着てみた感想です。
最高気温25度の時に着てみましたが、暑くもなく、寒くもなく、気持ちよく着ることができました。
春や秋で、ウールは一寸暑い!という時にお勧めです。
これが真夏になるとどうなのか…また検証したいと思います。
まだ編んだことはないですが、色を変えて2本取りで編んでみたいです。
アルパカレース、コットンはリンク先よりご覧いただけます。
是非お気に入りの一着を編んでみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。