皆様、こんばんは。
前回のブログではゴッホ美術館で見た「花咲くアーモンドの木の枝」について書きましたが、今回はフランスの話です。
フランスで有名な美術館と言えば、ルーブルと並んで出てくるのがオルセー美術館ではないでしょうか。
来た理由は当時好きだったアーティストと関係している絵がある、というとても邪な理由なのですが、入場前から建物に目を奪われます。
ここは一寸変わっていて、旧駅舎を利用した美術館です。
美術館といえば入り組んでいたり、部屋を次々に移動していくイメージですが、オルセーは空間がとても広く、開放感があります。
そんな贅沢な空間の中で絵を見ていくのですが、目に留まったのは「退廃期のローマ人たち」です。
何故かというと、サイズがとても大きかったから。
調べてみると7.7m×4.7m!
内容としては自国が衰退していくにも関わらず、酒、色欲に溺れていく様子が描かれています。
ポイントはそのような中でそれを訝し気に見ている二人の男性。
飽きれているのか、軽蔑しているのか…??
新作の毛糸はこのテーマで染めており、この二人の男性が纏っている服の色が出てきます。
他に覚えている絵は「ゴッホの自画像」です。
理由は、この絵の背景を見てぞわっとしたからです。
何か病的な、そして禍々しいものを感じた絵でした。
(あくまでも個人的な意見です。)
次回、また美術館について書きたいと思います。